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	第2回目　店づくりについて 【店づくりでこだわったこと】 設計士さんに「自然の木を全面に出して設計してください。」と依頼しました。予算の関係もあり、完璧に満足はいきませんが、まあまあの形になったと思っています。人間はあきっぽいので、少し経つと、ああしたい、こうしたいと思うようになると思いますが、この店に関しては基本の所は変えるつもりはありません。 【木にこだわるわけ】 店内に飾ってあるギター、ピアノ、ベース、全てアコースティックです。自然な音に少しでも近い楽器が店の雰囲気に合うと思え飾ってあります。飾ってあると言いましたが、本当はいろいろ音を出していただきたい、遊んでいただきたいと思っています。特に一番奥に置いてあるギター（マーチンD-28）は、ほとんど弾く人がいなく泣いています。以前楽器店のおやじさんから、2、3年弾きこめばいい音が出てくるよ、と言われましたが、何年かかることやら？ 法隆寺の宮大工さんで西岡常一さんという素敵な棟梁がおられました。数年前に他界されましたが、西岡さんが書かれた本の中で、「1000年育った木で家を建てれば、1000年は保つ」というようなことを書いておられました。（メンテナンスは必要ですが）木という素材は素晴らしいものです。ギターも木を使った産物の一つです。よりよく生かしてやりたいものです。
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